おすすめの洗口液(マウスウォッシュ)が知りたいひと「おすすめの歯磨き粉をしりたいな。自分にあった歯磨き粉ってあるのかな。選ぶ基準があれば教えてほしい。」
こういった疑問に答えます。
✔︎ 本記事の内容
・洗口液の選び方
・オススメの洗口液 3選
・つかうときの注意点
✔︎ 記事の信頼性
この記事を書いているわたしは歯科医師です。
定期的にマウスウォッシュで洗口しています。
そんな私が本記事で、マウスウォッシュ を評価しつつ、レビューしていきます。
口は「食べる」「笑う」「話す」といった生きるために必要な、身体の機能です。
近年はオーラルケア、口腔ケアの大切さが少しずつ浸透してきました。
そんな中で今回は「ニーズ別に3つ」洗口液を紹介します。そもそもどうやって選ぶべきか…という話から、おすすめ3つを解説します。
すべて実際に使用したものを紹介します。
この記事を読むと、自分にあった洗口液がみつかります。
■ もくじ
洗口液(マウスウォッシュ)の選び方
洗口液とは?
洗口液とは、歯磨きのあとにすすぎで使う液体の薬品です。別名「マウスウォッシュ」 。
むし歯や歯周病、口臭の予防に効果があります。
世の中のオーラルケア製品には「洗口液」 と 「液体ハミガキ」の2種類があります。
・洗口液=マウスウォッシュ:歯磨きのあとにすすぎで使うもの
・液体歯磨き=デンタルリンス:歯磨き中につかうもの
上記の通りです。
用途を間違えないように気をつけましょう。
✔︎ 洗口液と液体歯磨きを見分ける方法
商品の裏面をみてください。
洗口液はその名の通り「洗口液」と記載されています。液体歯磨きは「液体歯磨」または「デンタルリンス」と記載があります。
この違いで見分けるようにしましょう。
選び方のポイントは2つ
ポイントは2つです。
・含まれる成分
・アルコールの有無
選び方は上記の2つが基準になります。
✔︎ 含まれる成分
洗口液は、「医薬部外品」を選びましょう。「化粧品」と「医薬部外品」にわかれています。
殺菌成分や、口臭防止の成分がふくまれるのは「医薬部外品」です。
✔︎ アルコールの有無
アルコールの少ない、もしくはノンアルコールの商品を選びましょう。
とくにノンアルコールは低刺激で、口に優しいです。
逆に、大量のアルコールは刺激や乾燥につながります。
※ ニッチすぎる洗口液はオススメしません。
あまり世の中に出回っていない洗口液もありますが、あまりおすすめしません。その理由は需要が低いから。
せっかく使い始めたのに、薬局やネットで買えなくなってしまったら意味がありません。無難に有名どころからはじめるのがよいです。
【比較あり】歯医者がおすすめする洗口液(マウスウォッシュ) 3選
いま紹介した条件を満たす商品を紹介します。
歯医者がおすすめする洗口液(マウスウォッシュ)3選
つぎのとおりです。
✔︎ 【歯医者がおすすめする洗口液(マウスウォッシュ)3選】
コンクールF は、殺菌作用のつよい歯科専売の洗口液です。
モンダミンとリステリンは国内でもシェアの大きい洗口液なので、どこでも買うことができます。
自分にあったものから試してみてください。
「コンクールF」 と「モンダミン プレミアムケアセンシティブ」の比較
むし歯や歯周病を徹底的に予防したい…というひとはコンクールF…です。
とにかく刺激は小さめに…という人なら、ノンアルコールのモンダミンがおすすめです。
とはいえ、せっかく洗口液を使うなら、殺菌効果の高い方が良いかな…と思います。なのでまずはコンクールF をおすすめします。
このあたりは個人差がありますね。
※ コンクールF はAmazonやYahooショッピングでの洗口液売れ筋ランキング1位です。
すべての薬局で売っているわけではないので、近くの歯医者かネットでの購入がオススメです。
コンクールFの詳細は【口コミ最強のマウスウォッシュ】コンクールF を歯医者が徹底レビュー を参考にしてください。
「リステリン トータルケアプラス」はだれにおすすめ?
すぐに口臭を消したい!…のような、とにかく即効性を求める方。
リステリントータルケアプラスは刺激が少ないノンアルコールタイプです。
ミントの爽快感が強く、素早い効果を期待できます。
小さいボトルがついているので、携帯用にも便利です。
・リステリン トータルケアプラス:口臭を素早く消したい方
洗口液を使うときの注意点
歯磨きを疎かにしない
洗口液だけでは、虫歯や歯周病を予防することはできません。
歯磨きで汚れをこすり落とすことが、予防の第一歩です。
洗口液を過信せず、毎日のブラッシングをしっかりおこないましょう。
使い過ぎない
使用頻度を守って使いましょう。
過度の使用は、粘膜が荒れたり、唾液が減少する恐れがあります。
口臭や歯周病が気になるからといって、頻繁に洗口することはやめましょう。
災害時に役に立つ
災害時に洗口液は役に立ちます。
災害時には生活が不規則になり、肺炎やインフルエンザ、風邪などの呼吸器感染症が起こりやすいです。
その予防として、口を清潔にする…は重要です。
歯ブラシと一緒に、洗口液を入れておくようにしましょう。
まとめ:洗口液(マウスウォッシュ)のコスパはよい
以上、3つの洗口液をまとめました。
紹介した洗口液はどれも 800〜1,400円 ほどかかります。
ですが、実際に歯が悪くなって歯医者に通うことを考えると、圧倒的な節約になるはずです。
歯にかかるコストの感覚は以下のとおりです。
・白い被せ物:4万円以上
・インプラント:20万円以上
・入れ歯:高いものだと100万円
とはいえ繰り返しになりますが、いくら殺菌作用のある洗口液でも、汚れそのものを落とす効果はありません。
むし歯や歯周病を予防する最強の方法は、しっかり『歯磨き』することです。
そのため洗口液を過信せず、歯磨きの後の仕上げとして使用するようにしてみてください。
こういったアイテムはまず使ってみるのが一番です。
1本携帯しておくと災害時の口腔ケアにも役立ちます。ぜひこの機会に試してみてください。
自分にあった洗口液(マウスウォッシュ)をみつけましょう。
✔︎ 【記事で紹介した洗口液 リスト】
・コンクール F:歯医者がおすすめ。殺菌作用をもとめる方。迷ったらこれから。
・モンダミン プレミアムケア センシティブ:女性やこどもに。低刺激をもとめる方
・リステリン トータルケアプラス:素早い効果。即効性を重視したい方