マウスウォッシュ『コンクール F』 が気になる人「マウスウォッシュ『コンクール F』 のレビューをみてみたい。洗口液ならコンクールF がよい…ってきいたけど、実際の効果はどうなのかな。メリットとデメリット、副作用も知りたいな。」
本記事ではこういった疑問にこたえます。
✔︎ 本記事の内容
・コンクールF とは?
・コンクールF の効果
・コンクールF のメリットとデメリット
・コンクール F の使い方
・コンクール F の購入方法
✔︎ 記事の信頼性
洗口液って何がいいんだろう…と調べ始めたとき、かならずたどり着くのが「コンクール F(concool)」です。
この記事を読むと、コンクールFの効果・使い方から、よくある疑問や購入方法…まですべてわかります。
効果だけでなくデメリットも紹介しますので、「コンクール F を試してみたい」「評価が気になる」…という方はぜひご覧ください。
1分ほどで読み終わります。
■ もくじ
※ コンクールには洗口液だけでなく、「コンクールジェルコート F」という歯磨きジェルもあります。名前が似ているので注意してください。
とはいえ、歯磨きジェル「コンクールジェルコートF」も優秀な商品です。
歯磨きジェル「コンクールジェルコートF」については 【口コミNO.1】コンクール ジェルコートF を歯医者がレビューする を参考にしてください。
【口コミ最強のマウスウォッシュ】コンクールF を歯医者が徹底レビュー
コンクールF はマウスウォッシュ(=洗口液)として、ウェルテック社より1990年に発売されました。
それ以来、マウスウォッシュの売れ筋ランキングや洗口液の口コミ・評価で上位を占める人気商品です。
・Amazon 洗口液 売れ筋ランキング1位
・yahooショッピング マウスウォッシュランキング1位
・LOHACO マウスウォッシュ売れ筋ランキング2位
歯医者である私も、オーラルケアには欠かせないグッズとしてずっと愛用しています。
実際の使用感としては、ややミントの味と香りがかすかに感じる程度で、爽快感があります。
市販の洗口液は刺激や辛さのあるものが多いですが、コンクールF は刺激がすくないのです。
そのため、つよい刺激が苦手な方でも使いやすいです。
事実、歯科関係者の間からも評判は上々で、多くの歯科医院で使用されている商品なのでオススメです。
※ マウスウォッシュは歯磨きの後の仕上げとして利用するもので、洗口液と呼ぶこともあります。
ブラッシングすることで効果を発揮するデンタルリンス(=液体ハミガキ)とは使い方が異なるので、一緒にしないように注意しましょう。
【3つある】コンクールF の効果
歯科関係者に支持される大きな要因は、コンクールF に3つの大きな効果があるからです。
✔︎ 【コンクールF の効果】
①:むし歯の発生、進行を予防
②:歯肉炎、歯周病の予防
③:口臭の防止
【根拠】コンクールFにはなぜ効果があるのか
コンクール F が効果がある根拠は、含まれる成分です。
成分表を見ると分かりますが、 複数の薬用成分が含まれています。
特に効果があるのは、グルコン酸クロルヘキシジンです。
■ グルコン酸クロルヘキシジン
・殺菌作用
・付着抑制作用
殺菌作用で、細菌の細胞膜に障害を与えて殺菌します。
さらに付着抑制作用により、歯の表面・粘膜に細菌が張り付かないする効果があります。
そして、抗菌作用が12時間持続と長い…ことも特長です。
他の成分にも、以下のような効果があります。
■ グリチルリチン酸アンモニウム
急性や慢性の炎症に対して高い効果
■ 緑茶抽出液
抗炎症作用や抗アレルギー作用
コンクールF はこれらの成分により、根拠のある効果を発揮します。
コンクールF 効果なし説
コンクール F には効果がない…という説もあります。
確かに12時間たつと効果が薄くなりますし、コンクール Fを使うだけでは虫歯そのものを防止することは出来ません。
ですが上記に示したように、グルコン酸クロルヘキシジンには科学的な根拠がありります。
そのためコンクールFには、虫歯や歯周病、口臭を予防する効果が期待できます。
【欠点あり】コンクールF のデメリット
続いてコンクール F のメリットとデメリットを紹介していきます。
✔︎ デメリット
デメリット ①:刺激
デメリット ②:着色
デメリット ③:アレルギー
デメリット ④:汚れそのものを落とす効果はない
✔︎ メリット
メリット ①:殺菌効果が高い
メリット ②:経済的でコスパ最強
メリット ③:使い方が簡単
メリット ④:1990年から販売されている信頼
まずはデメリットから解説します。
デメリット ①:刺激
多少の爽快感があり、これを刺激と感じることがあります
これはアルコールとメントールが含まれているからです。
※ コンクールFは水で希釈して使用するため、アルコール濃度はごくわずかになります。原液使用の洗口液に比べても、刺激は少ないです。
デメリット ②:着色
グルコン酸クロルヘキシジンや歯や舌に黄ばみとして、着色することがあります。
これはグルコン酸クロルヘキシジンが、ポリフェノールを含む食べ物(お茶・コーヒー・赤ワイン)と反応しやすいからです。
※ とはいえ着色するのはかなり長期で使用した場合で、歯科医院での清掃によりとることができます。私は10年以上使っていますが、着色はありません。
デメリット ③:アレルギー
含有成分であるグルコン酸クロルヘキシジンで、アレルギーを起こすことが稀にあります。
くすり等で発疹等の過敏症状を経験したことのある人は、十分注意して使用してください。
使用中にじんましん、息苦しさ等の異常があらわれた場合には使用を中止して、病院を受診するようにしましょう。
デメリット ④:汚れそのものを落とす効果はない
コンクールFだけでは、歯の汚れそのものを落とすことは困難です。
あくまでコンクール F は洗口液で、歯磨きの後に使うもの…だからです。
そのため、歯磨きは必須です。
しっかりとブラッシングを行い、歯間ブラシや糸ようじをした後にコンクールFの使用をおススメします。
※ 海外では味覚障害が報告されています。ですが日本国内の基準の濃度では、味覚障害を起こした事例は報告されていません。
コンクールF のメリット
続いて、メリットを解説していきます。
メリット ①:殺菌効果が高い
根拠のある成分で殺菌効果が高いです。
コンクール F に含まれる成分は科学的根拠が高く、効果が期待できます。
特にグルコン酸クロルヘキシジンには、虫歯や歯周病、口臭を予防する効果があります。
メリット ②:経済的な価格
コンクール F の価格は定価1,100円(税込)です。一見、安くはないように思えます。
ですが、コンクール Fは水で薄めて使用する洗口液なので、経済的です。
1回あたり約1〜2円。
ちなみに原液使用の洗口液(マウスウォッシュ)の1回あたりのコストは10〜20円です。圧倒的ですよね。
標準の100mlタイプを1日2回の使用して、約1年ほど使うことができるので、何回も買う手間もありません。
メリット ③:使い方がすごく簡単
コンクール Fは使い方が簡単です。
コップの水に数滴、垂らすだけです。(使い方は下記で紹介します。)
持ち運びも簡単で、置く場所にも困りません。
メリット ④:1990年から販売されている信頼
コンクール F は1990年の発売されて以降、ずっと使われています。
効果があるからこそ、今まで歯科医療従事者を中心に支持を集めています。
これほど長い期間使用されている洗口剤は他にありません。
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【かんたんな手順】コンクール F の使い方
✔︎ コンクール F の使い方
① :コップに25~50mlの水を入れる
② :コップにコンクールFを5~10滴垂らす
③ :口の中に含み数回すすぐ
コンクール F の使い方は上記の通りです。
一般のマウスウォッシュと使用法は変わりありません。
コンクール F は、「歯磨きの後」と「寝る前」の使用が効果的です。
使用後、水でのうがいは必要ありません。
【疑問をすべて解決】よくある質問
コンクール Fに関して、よくある質問に答えます。
✔︎ よくある質問
・使用期限はいつまで?
・1回の使用量はどのくらい?
・うがいは必要?
・使用するタイミングはいつ?
・1本でどれくらい使えるの?
・うがい後、飲んでもよい?
・妊婦、授乳中でも使用できる?
・高齢者、子供に使用できる?
・つくり置きしてよいの?
・副作用はあるの?
・抜歯後でも使える?
上記の通りです。
使用期限はいつまで?
製造から3年です。
開封後は半年を目安に使用しましょう。
1回の使用量はどのくらい?
水25~50mlに対して1〜10滴です。
私はずっと5滴で使っています
色と量のイメージは以下のとおりです。
うがいは必要?
改めて水でうがいする必要はありません。
コンクール F を使ってうがいした状態そのままで、問題ありません。
使用するタイミングはいつ?
繰り返しになりますが、「歯磨き後」と「寝る前」がおすすめです。
睡眠中の細菌の増殖を抑え、起床時のお口のベタベタ、不快な口臭を軽減します。
とはいえ、使い続けることが大切なので、自分のペースで使いましょう。
1本でどのくらい使える?
100mlタイプで、300~700回使うことができます。(差があるのは、1度の使用量が1〜10滴と幅があるからです)
1日2回の使用で、約1年ほど使うことができます。
うがい後、のみこんでもよいの?
うがいの後、飲み込んでも問題ありません。
妊婦、授乳中でも使用できる?
妊婦や授乳中の方でも問題なく利用できます。
気分や体調が少なくなったら使用は控え、医師に相談してください。
高齢者・子供に使用できる?
高齢者は問題なく使用できます。
子どもでも、うがいが可能であれば使用できます。
つくり置きしてよい?
作り置きはおすすめしません。
成分が揮発して、十分な効果が得られない可能性があります。
副作用は?
コンクール F に含まれる成分の一つグルコン酸クロルヘキシジンによる副作用として、着色やアレルギーの可能性が挙げられます。
ただし、日本での濃度は0.05%と国際基準よりもかなり低めのため、問題ないと考えてよい範囲です。
また、繰り返しになりますが、海外では味覚障害が報告されています。(日本の国内基準の濃度では味覚障害を起こした症例は報告されていません)
歯を抜いた後でも使える?
歯を抜いたりした後も使用することはできます。
キズの消毒ではなく、口の中をきれいに保つという意味での効果を期待できます。
口の中を清潔に保てるのでオススメです。
※ その他、コンクールF に疑問がある場合、発売元であるウェルテックに問い合わせすることができます。
0120-17-8049 受付:9:30〜12:00、13:00〜17:00(土日祝除く)
余談:緊急時には口腔ケアが必須
余談ですが、災害などの緊急時には口腔ケアが重要です。
肺炎の発症をおさえる効果があるからです。
防災グッズにコンクール F を忍ばせておくことをつよくオススメします。
【買い方】コンクール F の購入方法【すごいシンプル】
コンクールF の定価は1,100円(税込)です。
購入するには2つの方法があります。
✔︎ コンクールFの購入方法
・店頭販売(薬局やコスメショップ)
・ネット通販(Amazonや楽天)
基本的に歯科専売なので取扱いをするお店はやや少なめです。
店頭販売(薬局、コスメショップ)
薬局や、コスメショップのような販売店で取扱いがあります。
すべての薬局、コスメショップに取り扱っているわけではないので、実際に行って確認する必要があります。
ネット通販
Amazon のようなネットショップで購入することができます
ですが、一本だけ買うには定価より100〜200円ほど割高になります。
※ ネット上では1,100円以下で売っているネットショップもありますが、送料等を含めると割高になることがほとんどですので注意してください。
まとめ:マウスウォッシュ「コンクール F」 を歯医者がレビューした
今回の記事をまとめます。
近年は高齢化が進み、長生きする人が増え、歯の大切さは重要性を増しています。
歯は食べるため、笑うため、生きるために必要で大切な身体の一部です。
歯を失う大きな原因は虫歯と歯周病で、その原因は細菌です。
歯が悪くなって歯医者に通うことになると、経済的にも時間的にも身体的にも疲れます。
コンクール F はあなたの口の中を殺菌する大きな助けの一つになります。
歯医者としても評価できるオススメの洗口液、「コンクール F」をぜひ使ってみてください。
今回は以上です。
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