PR

患者さんに予約キャンセルされたときに歯医者がおもうこと【次回の治療はちゃんときて…】

生活

 

歯医者に通っている人「歯医者に通っているけど、キャンセルしてしまった。歯医者ってどう思うのだろう。このまま通った方がよいのかな…」

 

本記事ではこういった疑問にこたえます。

 

歯の治療で通っている患者さんが、歯医者の予約をキャンセルしてしまうケースは普通にあります。

 

✔︎ 記事を書いている人

名もなき歯医者
名もなき歯医者

筆者は歯科医師です。

 

私は歯科医師として、 たくさんの予約キャンセルのパターンを経験しました。

 

大きくは、「事前に連絡がある場合」と「連絡がない場合」にわけられます。

 

この記事ではキャンセルに対して歯科医師がどのように思うかを紹介します。

 

この記事を読むと、キャンセルに対する歯医者の気持ち、 それでもキャンセルは誰にでも起こり得ることこと、なにより次の予約が大事…ということがわかります。

 

スポンサーリンク

 

もくじ

 

予約をキャンセルされたときに歯医者がおもうこと【つぎの治療はちゃんときて…】

 

キャンセルは以下の2つにわかれます。

 

 

・事前に連絡がある

 

・無断キャンセル

 

 

 

それぞれのパターンを紹介していきます。

 

どちらにも共通する感情は「次はちゃんときてね」です。

 

患者さんにとって予約にしっかりくるメリットは「歯の回復」です。キャンセルすることで歯の回復が遅くなり、通院回数やお金がかかる可能性があります。

 

✔︎ 歯医者にとっては収入減

 

現実問題、患者さんがキャンセルすることで歯科医院にとっては収入減につながります。

 

診療代が入らないことだけでなく、予定していた時間が丸まる浮いてしまうからです。

 

 

お互いにとって損しかないので、できる限り予約は守りましょう。

 

事前にキャンセル連絡あり(当日ふくむ)の場合

 

事前にキャンセルの連絡がある場合、歯医者が思う気持ちは以下のとおり。

 

 

・次回はきてね

 

・すこし余裕ができた

 

・せっかく時間をあけておいたのに…

 

 

 

上記のとおりです。

 

次回はきてね

 

キャンセルをした患者さんに一番に思うことは「次回はきてね」です。

 

歯の治療は適正な間隔で行うことで、良好な予後が期待できます。そのため次の診療をしっかり行うことが大切です。

 

例えば神経の治療は時間も回数もかかります。ですがそこでサボってしまうと結局、治療期間が長くなりお金もかかることになります。

 

 

歯科医師が患者さんの歯の健康を守ることが仕事なので、患者さんの協力が必要不可欠です。

 

すこし余裕ができた

 

少し余裕ができた…とホッとするパターンもあります。

 

忙しい病院で、患者さんがギチギチに詰まっているようなときは、正直キャンセルにホッとすることもあります。

 

土曜日のめちゃくちゃ混んでる時間帯、急患が重なって忙しい時間帯…などはキャンセルが心の良いにつながることも。

 

とはいえ患者さんからすると、どのくらい忙しいかどうかわからないですよね。

 

歯医者としては事前にキャンセルの連絡がある…ということだけでもありがたかったりします。

 

せっかく時間をあけておいたのに…

 

せっかく時間を確保していたのに…と思うこともあります。

 

その患者さんのその治療のためにきっちり時間を確保して予約を取っているからです。

 

例えば歯の神経を抜く、親知らずを抜く…こういった治療は時間がかかります。

 

そのため事前に時間を想定して確保しているので、キャンセルだとまるまるその時間が空いてしまいます。

 

患者さんにとってもこういった治療の場合は特に次の予約が取りにくかったりするので、なるべく予定通りにいきましょう。

 

無断キャンセルの場合

 

無断キャンセルは連絡なしのキャンセルです。歯医者の間では「ムキャン」と呼ばれたりします。

 

この場合は以下の通りの気持ちになります。

 

 

・次回はきてね

 

・忘れてるのかな

 

・「…」

 

 

 

次回はきてね

 

どのような状況であれ「次回はちゃんと来てね」と思います。

 

繰り返しになりますが歯の治療はしっかりとした感覚でおこなうことが一番効率的です。

 

そのため次の予約はしっかりとるようにしましょう。

 

忘れてるのかな

 

無断キャンセルの場合は「忘れてるのかな」と真っ先に思いますね。

 

特に初めての無断キャンセルの場合は忘れている可能性が高い…と思います。

 

誰にでも忘れてしまうことがあるので、キャンセルをすること自体が悪いわけではありません。

 

次からしっかり通うことで信頼関係は維持できます。

 

・・・

 

何度も向きを繰り返している人は「…」といった気持ちになります。

 

何度も無断キャンセル繰り返す人には信頼が無くなっていってしまうからです。

 

3回無断キャンセルをした場合は次の予約は取れないと明記している歯科医院もあります。

 

このような状態になってしまうと気まずくてもう来ないという患者さんも増えてきます。

 

患者さんにとっては歯の健康を損なうことになりますし、歯科医院にとっては経済的時間的損失を被ることになるでお互い良い事がありません。

 

つぎの予約が大事

 

キャンセルをしてしまった場合、つぎの予約はしっかりとりましょう

 

歯は完治させるのが重要

 

繰り返しになりますが歯の治療はとても大切です。

 

歯は食べるだけでなく笑う、話す…といった基本的な日常生活に大切な要素です。

 

キャンセルをしてしまっても治療継続することがとても重要です。

 

治療が長引くとお金も時間もかかってしまいます。

 

キャンセルは仕方ない

 

人間である以上、キャンセルは仕方ないです。

 

予定が入ることもありますし、うっかり忘れてしまうからです。

 

急に体調が悪くなったり、すっかり忘れて寝過ごしてしまうなんてこともあります。

 

 

キャンセルに対しては歯医者も慣れてはいるので、「その後どうするかが一番大切」です

 

✔︎ 歯医者にはキャンセル料はない

 

ホテルやエステと違って歯医者にキャンセル料はありません。

 

当日でもキャンセルできますし無断でキャンセルしても罰則はありません。

 

そのため少しキャンセルに対する意識は低くなるのは事実だと思います。とはいえ自分の健康のことなので、自分自身を大切にしてください。

 

 

キャンセルの繰り返しはさけて

 

キャンセルの繰り返しは避けるようにしましょう。

 

キャンセルを繰り返すと気まずくなるだけでなく、歯科医院からも迷惑がられてしまいます。

 

歯医者は他にもたくさんありますが、同じ先生に診てもらった方が経過を終えるので治療はスムーズになります。

 

・キャンセルは繰り返さないようにする

・キャンセルしたときは連絡して次の予約を取る

 

少し勇気がいるかもしれませんが、キャンセルの後のリカバリーは重要です。

 

自分の歯の健康のためにしっかり通ってくださいね。

 

今回は以上です。