- フッ素濃度1450ppmの歯磨き粉が気になる
- むし歯予防に効果のある歯磨き粉を教えてほしい
- 安全でコスパのよい商品を知りたい
フッ素濃度1450ppmの歯磨き粉が気になった人が「どれを選んだらよいかわからない」と悩むケースは多いです。
特徴を理解していないと結局むし歯が進んでしまい、歯医者に通うことになる可能性もあります。
✔︎ この記事を書いたひと
この記事を書いているわたしは歯科医師です。むし歯の多い患者さんには、フッ素1450ppm配合の歯磨き粉をおすすめしています。
この記事ではおすすめの「フッ素濃度1450ppmの歯磨き粉」を紹介するとともに、注意点や効果的な使い方を解説します。
記事を参考にすれば自分に合った歯磨き粉が見つかるので、効率よくむし歯を予防できます。
✔︎ 歯科医がおすすめの「1450pmmフッ素濃度の歯磨き粉」
- 1位:チェックアップ
- 2位:リカル
- 3位:クリニカ アドバンテージ
- 4位:バトラー エフペーストα
- 5位:GUM 歯周プロケア デンタルペースト
厳選した歯磨き粉のみを歯科医師である私が、徹底比較しました。
歯磨き粉による「黄ばみ」や「着色リスク」のない商品だけを紹介しています。
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商品名 | 🥇チェックアップ | 🥈リカル | 🥉クリニカ | バトラー | GUM歯周プロケア |
フッ素量 | 1450ppm | 1450ppm | 1450ppm | 1450ppm | 1450ppm |
価格 | 600円 | 844円 | 436円 | 900円 | 582円 |
容量 | 135g | 70g | 130g | 90g | 85g |
コスパ | ○ | △ | ◎ | △ | ○ |
形状 | ペースト | ジェル | ペースト | ペースト | ペースト |
研磨剤 | 少 | なし | あり | 少 | あり |
味 | ピュアミント
シトラスミント |
トゥーミント
アップルミント ピーチミント マンゴーミント |
クールミント | ハーブ | ミント |
特徴 | フッ素が長時間
歯の表面に滞留する |
ジェルタイプなので
細部にまで浸透 |
クリニカ独自の
高密着フッ素が含有 |
薬用感のある香り
歯を白くする成含有 |
歯ぐきを保護
歯周病を予防できる |
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■ もくじ
【歯科医師がおすすめ】フッ素濃度1450ppmの歯磨き粉 5選
数ある歯磨き粉の中から厳選したおすすめの「1450pmmフッ素濃度の歯磨き粉」をランキング形式で紹介します。
✔︎ 歯科医がおすすめの「1450pmmフッ素濃度の歯磨き粉」
- 1位:チェックアップ
- 2位:リカル
- 3位:クリニカ アドバンテージ
- 4位:バトラー エフペーストα
- 5位:GUM 歯周プロケア デンタルペースト
どれもおすすめできる歯磨き粉ですが、それぞれの特徴をまとめました。
1位:チェックアップ
ランキング1位は「チェックアップ」です。
✔︎ 特徴
- 高濃度フッ素 1450ppm配合
- 低研磨性のペーストタイプ
- 泡立ちが少なく香料もやさしい
- 値段 600円 / 135g(1gあたり4円)
歯医者によくおいてある歯磨き粉。ペーストがすみずみまで行き渡り、虫歯を予防します。
研磨成分が最低限しか含まれていないので歯に優しく、黄ばみや着色を落とすことができます。
磨き残しの気になる人はぜひ試してみてください。奥までスッキリ磨けます。
味は、マイルドピュアミント・マイルドシトラスミントの2種類があります。マイルドシトラスミントの方がさっぱり感が強めです。
✔︎ チェックアップはこんな人におすすめ
コスパも良好。チェックアップを利用すると、快適な口の中を保つことができます。
2位:リカル
ランキング第2位は「リカル 」です。
- 高濃度フッ素 1450ppm配合
- 殺菌成分のIPMP・CPCを配合、研磨剤なし
- 甘味剤としてキシリトール100%配合で爽やかな甘味
- 値段 844円 / 70g(1gあたり11円)
歯科メーカーであるCi(シーアイ)の商品です。IPMP・CPCがむし歯の原因菌を強力に殺菌します。
チェックアップに比べてとコスパは悪く(1グラム11円)、ジェルタイプなのであまり磨いた気がしない人も多いです。
しかし、研磨剤と発泡剤が含まれていないので歯に優しい歯磨き粉です。
✔︎ リカルはこんな人におすすめ
3位:クリニカ アドバンテージ
第3位は誰でも一度は聞いたことのあるクリニカシリーズです。その中の「クリニカ アドバンテージ 」はフッ素1450ppmが配合されています。
- 高濃度フッ素 1450ppm配合
- 薬用成分TPPが歯石の沈着を防ぐ
- 殺菌成分のLSS、歯垢分解酵素DEXを配合
- 値段 436円 / 130g(1gあたり3.3円)
歯石の沈着を防止する成分が配合されています。1gあたり2円とコスパが抜群なので、お財布に優しいのも特徴。
味はクールミントで、やや強めのミントです。
✔︎ クリニカ アドバンテージはこんな人におすすめ
※ 2024年1月現在、バラ売りは売り切れです(3本セットのみの販売)。とはいえ、セット販売のコスパは2円と超良好です。
4位:バトラー エフペーストα
ランキング第4位は「バトラー エフペーストα 」です。
- 高濃度フッ素 1450ppm配合
- 薬用成分 LS がむし歯と口臭を予防
- 薬用成分 GK2 が歯肉炎と歯周炎をふせぐ
- 値段 900円 / 90g(1gあたり10円)
歯磨き粉やデンタルケアで有名なサンスターの商品です。歯を白くする成分も少しだけ含まれています。
薬用感のあるハーブの香りが印象的です。香りを楽しみつつ歯磨きしたい人は是非どうぞ。
✔︎ バトラー エフペーストはこんな人におすすめ
5位:GUM 歯周プロケア デンタルペースト
第5位は「GUM 歯周プロケア デンタルペースト」です。
- 高濃度フッ素 1450ppm配合
- ビタミンEが歯ぐきの血行を促進する
- β-GRが細胞に浸透し、腫れや出血の発生を予防
- 値段 582円 / 85g(1gあたり7円)
サンスターの有名シリーズである「GUM」。その中でもフッ素1450ppmにこだわった商品です。
「歯周」と名前がついているように、歯ぐきからの出血が気になるひと向けです。
味はやや弱目のミントです。
✔︎ GUM 歯周プロケア デンタルペーストはこんな人におすすめ
【比較表】フッ素濃度1450ppmの歯磨き粉
「フッ素濃度1450ppmの歯磨き粉」の比較表は、以下の通りです。
【フッ素濃度1450ppmの歯磨き粉 一覧】
商品名 | 🥇チェックアップ | 🥈リカル | 🥉クリニカ | バトラー | GUM歯周プロケア |
フッ素量 | 1450ppm | 1450ppm | 1450ppm | 1450ppm | 1450ppm |
価格 | 600円 | 844円 | 436円 | 900円 | 582円 |
容量 | 135g | 70g | 130g | 90g | 85g |
コスパ | ○ | △ | ◎ | △ | ○ |
形状 | ペースト | ジェル | ペースト | ペースト | ペースト |
研磨剤 | 少 | なし | あり | 少 | あり |
味 | ピュアミント
シトラスミント |
トゥーミント
アップルミント ピーチミント マンゴーミント |
クールミント | ハーブ | ミント |
特徴 | フッ素が長時間
歯の表面に滞留する |
ジェルタイプなので
細部にまで浸透 |
クリニカ独自の
高密着フッ素が含有 |
薬用感のある香り
歯を白くする成含有 |
歯ぐきを保護
歯周病を予防できる |
最安サイト | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon | Amazon |
どれを利用しても、むし歯を予防できる確率がグッと高まります。
すべて1,000円以内で購入できるので、ぜひ試してみてください。
フッ素濃度1450ppmの歯磨き粉を歯科医がおすすめする理由
なぜフッ素濃度1450ppmの歯磨き粉をおすすめなのか…を説明します。
むし歯予防の効果が高い
フッ素濃度1450ppmの歯磨き粉には、その名の通りフッ素が含まれており、フッ素には虫歯予防の効果があります。
実際にWHO(世界保健機構)から「1,500ppm以上のフッ素濃度では1,000ppm濃度に比べて、虫歯予防効果が6%上昇する」との見解が出されています。
米国国立疾病管理予防センターでは、「6歳以上のむし歯リスクの高い人にとって、1,500ppmのフッ素配合歯みがき粉は有効であると考える」という報告もあります。
日本では1450ppmが最高値です
日本では2017年に厚生労働省の判断によって、歯磨き粉のフッ素濃度基準が1000ppmから1500ppmに引き上げられました。
歯を強くする
フッ素には虫歯予防以外に次の効果があります。
- 歯の質の強化
- 再石灰化の促進
そのため、歯そのものを強くする効果も期待できます。
コスパがよい
フッ素濃度1450ppmの歯磨き粉はコスパがよいです。一本1,000円以下で購入できて、人によっては半年以上も持ちます。
フッ素の効果でむし歯を予防できるので、歯医者に行ってかかる費用や時間の節約につながります。
使わない理由が見当たりません。
使うときに注意する4つのポイント【デメリット】
フッ素濃度1450ppmの歯磨き粉をつかうときに、注意するポイントは次の4つです。
子どもには使用しない
高濃度フッ素配合の歯磨き粉は子どもに使用しないように要注意です。フッ素症の危険があるからです。
いつから?何才から使えるの?…というと、15歳以上が望ましい…といわれています。
子どもに使えるフッ素配合歯磨き粉
子どもの歯磨き粉には「チェックアップ フォーム」がオススメです。泡タイプなので口全体に広がりやすく、香りもそこまで強くありません。
フッ素は吐き出さず、なるべくゆすがないことが好ましいです。
しかし、チェックアップフォームの公式には「軽くゆすぐことができる子どもに限る」と書かれていますので、軽くゆすぐようにしましょう。
950ppmのフッ素が配合されているので、使用時期と分量には注意してください。
■ 使用の目安
あわせて定期的な歯科受診は大切です。
虫歯を完全に防ぐわけではない
高濃度フッ素配合の歯磨き粉を使ったからといって、むし歯を完全に防げるわけではありません。
むし歯は以下の要因にも影響を受けます。
- しっかり磨けているか
- なにを食べて生活しているか
いくら高濃度のフッ素配合の歯磨き粉を使っていても、しっかり歯を磨けていなければ虫歯は予防できません。
糖分の多い食事をしているような食生活の場合でも、むし歯のリスクは高くなります。
フッ素配合の歯磨き粉はあくまで予防であって、虫歯を完全に防御できるわけではありません。
定期的に歯医者さんのチェックを受けるのは重要です。
フッ素に危険性やデメリットを感じる人はNG
フッ素の入った歯磨き粉を使うことは、むし歯の予防につながります。
とはいえ、フッ素入りの歯磨き粉を危険と認識していたり、デメリットを感じている場合は無理に使用する必要はありません。
WHO(世界保健機関)も6歳以下の子供へのフッ素洗口を禁止する見解を出しています。
これは海外では水道水にフッ素が含まれいるからですが、日本にもそれも含めて危険と解釈する方もいます。
結論、使う使わないは個人の自由です。実際、以下のようなフッ素無配合のオーガニックの歯磨き粉が売れていたりもします。
市販していないこともある
高濃度フッ素配合(1450ppm)の歯磨き粉はドラッグストアやスーパーには置いていないこともあります。
歯磨き粉も山のように種類があるので、店舗の限られたスペースは置かれない場合も。
しかし最近は、一部の大きめのドラッグストアで見かけるようになりました。
歯科医院では置いていることも多いですが、飛び込みで買うのはなかなか気が引ける人も多いはず。ネットで買うのが一番確実です。
フッ素濃度1450ppmの歯磨き粉の効果的な使い方
使い方はシンプルで、次のとおりです。
- 普段どおりに歯を磨く
- 少なめの水で一回だけゆすぐ
- 就寝前の使用がおすすめ
- 毎日使用する
まずは普段通りに歯磨きするだけです。
歯磨きの後、少なめの水で1回だけゆすぎます。何度もゆすいでしまうと、口の中のフッ素が流れてしまうからです。
ゆすいだ後の飲食は控えるようにしてください。
寝てる間は口の中に、バイ菌が繁殖しやすいです。寝る前の歯磨きはしっかり行いましょう。
毎日続けると、フッ素の効果を得ることができます。
よくある疑問・質問
フッ素濃度1450ppmの歯磨き粉について、よくある疑問と質問をまとめました。
ppmとは?何グラム?
ppmは濃度を表す指標です。
1450ppmは、1g中にフッ素が1.45mg入っています。
電動歯ブラシでも使える?
歯ブラシの種類での制限はありません。
「電動歯ブラシ」でも「手用の歯ブラシ」でも、どちらでも使用可能です。
1回の使用量はどのくらい?
適切な量は、成人で0.3g(約2cm)が目安です。
子供の場合は以下のとおりです。
- 6か月~2歳まで:500ppmを切った爪程度の量 (幼児用歯ブラシに2分の1)
- 3歳~5歳まで:500ppm を5mm程度(小児用歯ブラシに2分の1)
- 6歳~14歳まで:950ppmを1〜2cm程度(子供用歯ブラシに2分の1)
※フッ素濃度1450ppmの歯磨き粉の使用は15歳以上が望ましい…といわれています
着色や黄ばむことがある?
歯磨き粉そのものでは着色や黄ばみの心配はありません。逆に、研磨剤によって黄ばみや着色を薄めることができます。
お茶やコーヒーの多飲により、着色するリスクはあります。
フッ素は危険じゃないの?
結論からいうと、通常の使い方をすれば危険性はほぼありません。使用のデメリットは少ないと考えられます。
日本ではフッ素塗布や歯磨き粉などの局所での使用なので、容量を守れば、危険性はありません。
とはいえ、どうしてもフッ素が心配な方には次のような「オーガニックの歯磨き粉」を検討してみてください。
フッ素の副作用は?
過剰に使用すると、歯では斑状歯(歯牙フッ化物症)、骨では骨硬化症という病気を引き起こす場合があります。
妊娠中・授乳中も使える?
妊娠中の方や授乳中の方も使用可能です。
ただし使用後に気分や体調が優れなければ使用は控え、医師に相談するようにしてください。
使用期限は?
製造から3年程度なら安全性、使用感において問題ないように製造されています。
迷ったらまずはチェックアップでOK
結局なにをつかってよいかわからない!…というひとは、まずは多くの歯科医院でオススメしている チェックアップ でOKです。
- 細かいところまで浸透させたい
- 矯正中だし、虫歯になると困る
- 電動歯ブラシを使ったら飛び散りそう
- とはいえ、コスパも大事
上記のような人はぜひ チェックアップ を使ってみてください。
研磨剤も少ないので歯に優しく、1グラム 4円とコスパも抜群です。ペーストタイプなので、飛び散らずに隅々まで行き渡ります。
実際に、歯科医師である筆者も使っています。歯ブラシに乗せると、こんな感じです。
泡立ちのないペーストに最初は戸惑うこともありますが、すぐに慣れます。奥まで浸透して、すっきり磨くことができますよ。
※ 歯の状態は個人個人によって違います。
歯医者さんにいったときには、チェックアップを使っていることを伝え、さらに「オススメの歯磨き粉」を聞いてみてください。
むし歯を予防するならフッ素濃度1450ppmの歯磨き粉がオススメ
今回は市販されている『高濃度フッ素配合(1450ppm)の歯磨き粉』を紹介しました。
虫歯になって歯医者に通うことになってしまうと、時間もお金もかかってしまいます。「痛い思い」もしますよね。
今のうちからむし歯の予防を心がけましょう。歯医者さんの定期検診も忘れずに!
商品名 | 🥇チェックアップ | 🥈リカル | 🥉クリニカ | バトラー | GUM歯周プロケア |
フッ素量 | 1450ppm | 1450ppm | 1450ppm | 1450ppm | 1450ppm |
価格 | 600円 | 844円 | 436円 | 900円 | 582円 |
容量 | 135g | 70g | 130g | 90g | 85g |
コスパ | ○ | △ | ◎ | △ | ○ |
形状 | ペースト | ジェル | ペースト | ペースト | ペースト |
研磨剤 | 少 | なし | あり | 少 | あり |
味 | ピュアミント
シトラスミント |
トゥーミント
アップルミント ピーチミント マンゴーミント |
クールミント | ハーブ | ミント |
特徴 | フッ素が長時間
歯の表面に滞留する |
ジェルタイプなので
細部にまで浸透 |
クリニカ独自の
高密着フッ素が含有 |
薬用感のある香り
歯を白くする成含有 |
歯ぐきを保護
歯周病を予防できる |
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